【旅行記】ルツェルン、スイス_2022.08.17

St. Pius教会

帰国間近になり、最後にここだけはいっておきたいと思っていた都市、ルツェルンへ。

以前既に一度きていたのですが、取りこぼしがあり、チューリッヒからさほど遠くもないので、弾丸スケジュールで訪問。

ずっと行きたかった教会 ’Katholische Kirche St. Pius’ へ

建築家フランツ・フエグにより1966年に設計された’Katholische Kirche St. Pius’という教会。

Zürich HB駅から電車で1時間、Meggen Zentrum駅付近にあるモダニズムの教会です。

南ファサード

13:00過ぎごろ到着。そこから見ただけではなんの変哲もない白い箱ですが、中に入ると信じられない空間が広がります。

驚きの内部、透けるマーブルストーンの空間

いかがでしょうか。

壁はマーブル(大理石)を薄くスライスした板でできています。(横1400×縦1000mmほど)

日光が薄いマーブルストーンを透けて暖色系の光となって内部を照らしているのです。

構造は四隅を鉄骨トラス柱と鉄骨トラスの梁。1100mmスパンで鉄骨の間柱が入っています。

天井は見た感じPCコンクリート板、マーブルストーン板は間柱を軸に方立で押さえつけ、ひたすらシーリングで固定。

マーブルストーンの厚さで光を調整

マーブルストーンの厚さで透ける光の量を調整しています。カーテンウォールといえばガラスですが、マーブルストーンをこんな風に使うとは。

よく見ると透ける光の明るさがイエスの像を中心にシンメトリーになっているなど、気を配られていることがわかりますね。

室内にはこのような機械が置かれていました。清掃用でしょうか。大理石が汚れていては、光が透けてこなくなってしまいますものね。

(そういえば水の処理はどうしてるのだろう、樋はどこかの鉄骨の中に隠されているはず、、)

スイス交通博物館

エントランス

せっかくなのでSt. Piusからバスで15分ほどの場所にある「スイス交通博物館」にも足を伸ばします。

家族連れでとても賑わっておりました。

学生料金24フランを支払ってミュージアム内部へ。(ちょっと高い、、笑)

中では飛行機、ヘリ、トラム、電車、自動車といったあらゆるスイスの乗り物の姿を見ることができます。

ちなみにこちらの建物は、スイスの建築家Gigon/Guyerが2009年に設計したものです。空中に吊るされた飛行機の間を抜けるパスなど、歩いていて楽しいです。

内容的にはものすごく充実しているので、値段の割には合ってるかなと思います。子供向けのアトラクションが多いですが笑

ルツェルン市街地のMigros Supermarkt

お次はDiener & Dienerによる設計のスーパーマーケットへ。

ボリュームの振り方が絶妙でした。

Migrosといえばスイスでよく見るスーパーマーケットで、かなり資本力のある会社でもあります。

Migros Bankという銀行も持っていて、イメージ的には日本のイオン(イオン銀行)みたいな感じでしょうか。

19:00を過ぎたらSeven25 ticketを利用してチューリッヒへ

以前購入したSeven25ticketが効力を発揮します。

25歳以下が利用でき、p.m.7:00〜翌a.m.7:00の間、スイスほぼ全土のバス・トラム・電車が乗り放題になるというチケットです。

→Seven25チケットについてSBB公式

お値段は一月39CHFです。

その甲斐あってか、19:00を過ぎると電車の乗客の若者の割合が上がっている印象。

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