記事の目的
この記事は、今後スイスで生活をする方に向けに、救急車の要請など緊急事態に利用することになる緊急連絡先についてまとめました。何かが起こってしまう前にしっかりと緊急連絡先を把握しておくことをおすすめします。
三桁の番号はフリーダイヤル
以下に説明する番号のうち三桁の番号のものは、フリーダイヤル、24時間対応です。
それ以外のものは、フリーダイヤルではないもしくは24時間対応ではない可能性があります。
大使館のウェブサイトにもよくまとまっているのでこちらをメモしておくとよさそうです。
救急車は144番
救急司令センターにつながります。
日本でもそうですが、緊急でない場合は利用を避けましょう。かかりつけ医でも対応可能である場合はかかりつけ医に相談してください。
以前まではカントン(州)ごとに若干番号が違ったみたいですが、今はこの番号に統一されたみたいです。
日本とは違い、救急車は有料ですので、事前に保険にしっかり入っておくことをおすすめします。
よくあるクレジットカード付帯の保険などではほぼ間違いなく不十分なので、日本の保険会社が出している海外旅行保険や、スイス国内の保険会社による保険に加入しておきましょう。
保険について
ちなみにスイスに3ヶ月以上滞在する場合は滞在許可証を得るために、スイスが認定した内容の保険に加入しておく必要があります。
内容含め滞在前にしっかり確認しましょう。
私の場合は日本で医療費について十分にカバーされる海外旅行保険に加入しているので、管見の限り最も保険料が安いSWISSCAREを選択しました。
警察は117番
警察につながります。
消防は118番
消防につながります。
総合緊急通報112番
ここに事件・事故の内容を伝えると、必要な該当局に通報してくれます。
緊急時どこに通報すれば良いかわからない時に利用するといいと思います。
登山中の救助ヘリは1414番
スイス国内で救助ヘリを要請することができます。
Regaという団体が運営しており、24時間体制で医師同乗のヘリを派遣しています。
スイスはウィンタースポーツやハイキングなど山のレジャー目的で訪れる方も多いかと思います。こういった際の緊急時にはこちらに連絡しましょう。
なお、regaの救助ヘリを利用する場合は事前にregaのパトロンになっておくことを強くおすすめします。さもなければ非常に高額な輸送費がかかることになります。
パトロンになるには年間1人40CHF(カップルプランや家族プラン等もあり)かかります。
ちなみにスイス国外からの救助要請も受け付けているので、国境を跨いでアルプスの観光で国境を跨ぐ場合などでも安心です。
その場合、国際電話になるため電話番号は以下になります。
Medical Emergencies Abroad: +41333333333
パスポート再発行は在スイス日本大使館(ベルン)または在ジュネーブ領事事務所
パスポートを紛失・盗難・焼失等した際は、「在スイス日本大使館」または「在ジュネーブ領事事務所」にすぐに連絡しましょう。
再発行の流れとしては
- 電話
- 最寄りの警察に盗難届
- 日本から戸籍謄本の取り寄せ
- 大使館(領事館)で旅券の紛失届・申請書の提出
という感じだそうです。
在スイス日本大使館(2022.05.13現在)
所在地:
Japanische Botschaft in der Schweiz
Engestrasse 53
3012 Bern
(アクセス)
電話番号:
Tel: +41-31-300 22 22 (代表)
Fax: +41-31-300 22 55 (代表)
E-Mail: eojs@br.mofa.go.jp
電話受付:
月~金曜日(休館日を除く)
午前 9時~12時30分
午後 13時45分~17時15分
郵便物送付先:
Japanische Botschaft in der Schweiz
Postfach
3001 Bern
在ジュネーブ領事事務所
所在地: Rue de Lausanne 82
1202 Genève, Suisse
電話番号:+41(0)22.716.99.00
Email: consulate@br.mofa.go.jp
領事窓口受付時間: 9:00-12:00 ・ 14:00-17:00
電話受付時間 : 9:00-12:00 ・ 14:00-17:00
(当館休館日を除く月曜日~金曜日)
クレジットカード紛失・盗難時はすぐにクレジット会社に連絡
スイスは治安がいいとはいえ、盗難被害もよく報告されます。
特にカードを失った際はすぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。
基本的に自身で確認されておくことをおすすめしますが、以下の一覧表の最後にクレジットカード会社の連絡先もまとめて載せておきました。(大使館webサイトより)
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